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| コラム０１２：PertionExpert 先にコラム００９でTrueImageを紹介しました。Acronis社からパーティションを操作するPartionExpertが発売されました。優待販売で４２００円だったので購入してみました。パーティション操作のプログラムはPowerQuest社のPertitionMagicが有名です。パーティション操作のソフトが欲しいとは思っていましたが、高価なこともあり買っていませんでした。優待販売だったので決心しました。 これが大当たりのすばらしいソフトでした。PertionExpertが動作しているパーティション以外ならWindowsから操作ができますし、処理速度が宣伝文句どおりの快適なスピードです。PertionMagicのようなパーティションの統合などはできませんがパーティション操作がほとんどサイズの変更とパーティションの新設であることを考えれば十分な機能です。 いろいろと試しましたが、非常に安定して動作します。一度もエラーは発生していません。PertitioMagic は使っていないのでわかりませんが、パーティション操作を安心してできるようになりました。 今までは、DriveImageでパーティションのイメージを作成してサイズを変更して戻していたことを考えると、飛躍的に楽になり４２００円の価値はあります。 コラム０１３：PCのHDDの交換 先にRaidのBIOSをバージョンアップをして、冷や汗をかいた話は書いたかと思います。それと、私がお薦めのバックアップソフトTrueImageはCDブートで使うとRaidをサポートしていないことも以前に書いたかと思います。 システムの安全を考えてOSのインストールしてあるボリュームをRaidから普通のシングルドライブに変更しました。選んだＨＤＤはIDEでは最速との評価の日立（昔のIBM）のIC35L090AVV207-0です。この一世代前のHDDをRaidにしようと２台購入して、スピードは速かったのだが音がうるさくて没にした経験かあり、今度のものは流体軸受けですが、不安もありましたが安価なこともあり一台購入しました。当たりだったのでここに報告しておきます。 新HDDへのOSの引っ越しは、コラム０１２で紹介したPertionExpertが最大の効果を発揮しました。移動そのものは１時間もかからずに終了しました。 Ｒａｉｄとの性能比較を乗せておきましょう。HDBenchのバージョン３．４ １００MB
OSの立ち上げのように多数の小さいファイルをロードするものについてはIBMの得意とするところのようです。 Raidはランダムアクセスが少ない、Waveファイル、ビデオファイルの編集ワークに使っています。シングルドライブに比較すると、圧倒的にRaidのメリットが出せますし、ワークに使うのであれば安全性はそんなに気にしなくて済みます。 OSをインストールしてあるパーティションがついに１０GBを超えてしましました。TrueImageで圧縮してイメージファイルを作成するとついにDVD-Rにぎりぎりは収まる状況になってしましました。そこでHDDにバックアップをとることにし、HDDをOSをシャットダウンしなくても交換可能な外付けUSBにすることにしました。HDDを本体の電源を落とすことなく交換できるのは実に便利です。下に性能を乗せておきますが、やはりIDEに直接つなぐのと比較して落ちますのでWave編集、ビデオ編集などヘビーな処理には向きません。
２００３年３月現在私のPCの外部記憶装置は 内蔵ＨＤＤ IDE0： 日立 IC35L090AVV207-0 ８０ＧＢ 7200rpm IDE1： 交換ＨＤＤドック Acord Raud： Seagate Barracuda ATA Ⅳ ST340016A 40GB 7200rpm ｘ２台 拡張IDE0： Maxtor D080D4 80GB 5400rpm 外付けHDD Ratoc USB2.0HDDドック： 交換HDDドック DVDRAM HL-DT-DT GMA4020B CDRW YAMAHA CRW3200E コラム０１４：SACDを導入 SACDとはスーパー・オーディオCDと呼ばれていて、DVDオーディオと並んで現在ポピュラーなCDの後継として企画されてた。
DVDオーディオはCDの規格を単純にサンプリング周波数を約4倍、信号分解能を8Bits拡張したもの、それに対してSACDはアナログ波形を約2.8MHzのパルス密度変調のビット列に変換してそのまま記録したものである。 SACDの方がD－A変換、フィルターが単純で素直な特性になるとのこと。そんな特性の善し悪しより、DVD-Audioがテレビ使用が前提で考えられていて、テレビが無いとほとんど使い物にならない。オーディオだけ追求するのならSACDが断然優れている。 私はDVDビデオをみるために少し高価だったがDVD-Audio再生可能なプレイヤーを導入したが、音は悪いは操作性は悪いわで、ほとんど使わなかった。利用価値はオペラ鑑賞ぐらいか。肝心のオペラのソースもDVDオーディオ規格のものは少ないと思う。α607に比較するとフニャフニャの音で閉口した。 さて導入するSACDプレイヤーだが、マランツのSA-14V2か、SA-17S2を候補として他のプレイヤーも試聴した。選択の基準はコピーしたCD-RとオリジナルCDとの音の差が小さい事とした。やはりCDがメインにソースになるのでCDの音が選択の基準にならざるを得ない。 SA-14V2が差が小さかったが、少々高価である。さんざん迷ったが、後で後悔してまた買い換えの虫が騒がないようにこれに決めた。これより格上になると私としては買う気が今のところ無い。 現用機のα607もかなり透明感のある音を聞かせてくれるCDPであるが、技術の進歩かSA-14V2と比較するとフニャフニャでぼんやりした音に聞こえてしまう。店での試聴では絶対的な評価はできないので、α607より音が良くなるか心配だったが期待以上であった。α607は直ぐお蔵入りになった。 さて肝心のSACDの音であるが最近はハイブリッドSACDが主流で、CDプレヤーでも音がでるように2枚貼り合わせた板が出始めているので簡単に同じソースの聞き比べができる。以下は聞き比べたソースである。
とにかく音は私にとっては全然違って聞こえる。曲は同じでも違った印象で、同じソースとは思えない。特に驚きは1959年録音のアナログソースであるKind of Blueがまったく異なった音で聞こえる。53年前のソースでも16Bits 44Khz PCMの限界で聞こえていない音がＳＡＣＤだと聞こえてくると言うことだ。Mozart Requiemも27年前のアナログソースだが同じく異なった響きを聞かせてくれる。小沢のNewYearコンサートは最新のディジタルのソースだがこれも同じ印象である。 特に、ブラスの輝き、シンバルの音、弦のこすれる音は滑らかである。細かく繊細に鳴るので好みによっては嫌いな人もでてくるかもしれない。CDソースの方が音が固まって聞こえるので、CDソースに慣れていると迫力が無くなったと感じてしまう人がいるかもしれない。 私にとっては大きい差が存在し、全部をSACDソースで聞きたい。しかし、現在の高いSACDのソースにお金を払うかと言うと私のようなマニアでも躊躇する。ましてや、この違いがMP３、MDで聞いている人たちにとっては高いお金を機器に掛けて聞く価値がある大きな音質の差とは思えない。 音はフニャフニャでもビデオと一緒に楽しめるDVD（DVDオーディオではないよ）がマス・マーケットでは価値があると思う。SACDもDVDオーディオも普及は前途多難である。ハイブリッド版を使って普及させると、SACDのコピー防止の機能もSACDの音質が絶対必要な人にしか役に立たない。 残念だが次世代CD規格は一部のマニアの世界の中で生きていく期間が当分続くだろう。若い人たちが良い音に目覚めてSACDがCDを置き換えるぐらい、ポピュラーになって欲しいものである。 コラム０１５：プラッター８０ＧＢのＨＤＤに交換 ビデオデータを扱いだしてＨＤＤの容量がいくらあっても足りなくなってきた。 ＵＳＢ２．０の外付けＨＤＤに入れる１台が必要になり、新規に購入するＨＤＤをＰＣの主ＨＤＤとし、今までの主ＨＤＤをＵＳＢ２．０用にすることにした。 主ＨＤＤにするのならやはり速いほうがよい。８０ＧＢプラッターで一番高速といわれるＨｉｔａｃｈｉのＨＤＳ７２２５８０ＶＬＡＴ２０を選択し、ＩＢＭの６０ＧＢプラッターのＩＣ３５Ｌ０９０ＡＶＶ２０７－０を置き換えた。速度計測データを載せておく
６０GBから８０GBに１３３％アップしているが、計測結果、体感ともに１３３％の結果はでていない。ＰＣの体感速度は、ＣＰＵの速度がかなり速くなった現在、ＨＤＤの速度に依存するところ大であるが、なかなか快適な環境からはほど遠いのが現状である。 ここで皆様の誤解がないようにコメントしておくが、上のデータだとＸＰのＢｏｏｔが大変速い印象を受けるが、実はログオンしてから使用できるまでの時間を比較すると、実際にインストールしてあるプログラムが多く、常駐ソフトがあるとＸＰの方が長くなる。私のＸＰとＷｉｎ２０００はほぼ同じインストール条件だが、ログオンして使えるようになるまでの時間はＷｉｎ２０００が短く感じられる。ＸＰはログオンしてからが待たされるでインストールしてあるプログラムが多いと電源を入れて使用可能までの時間はＷｉｎ２０００が短いと考えた方がよいようだ。 |
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