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| コラム０１０：RaidのBIOSのバージョンアップにご注意 コラム００９でTrueImageというバックアップソフトのことで、私が使っているACORD社IDE Raidを認識しない問題のことを書いた。RaidのBIOSを随分バージョンアップしてなかったのでHPで調べてみたら、最新は2.18で現在使用の1.20から随分新しくなっていた。 ACORDは台湾の会社で、ご多分に漏れず、改版の経歴等は全然説明してない。夜も遅く冷静な判断に欠けていて、勢いでバージョンアップをしてしまって、後悔する羽目になってしまった。 バージョンアップの際、互換性の警告は出なかったし、現在使用中のBIOSのセーブも書き込む前にできたので安心して実行してしまった。しかし、バージョンアップ後、OSの起動が途中でフリーズして、できなくなってしまった。 もっと慎重にやれば良かったと反省しても、後の祭りであった。当然Raidの設定パラメータをいじったが、全然駄目で、BIOSの新旧で互換性が無いもの思われる。そこで急いで、セーブしておいた以前のBIOSを書き込もうとしたら、チェックサムエラーが発生して元に戻せない事態になってしまい、頭の中は真っ白になっていた。 冷静に考えればアップデート用のプログラムとデータはRaidのHDDにあったので当然である。セーブしたデータはRaidのディスク上に前バージョンのBIOSでセーブされたので新バージョンで読めなくなったのだ。HPには前のバージョンのBIOSはないし、手持ちのファイルをざっと調べても無かった。あきらめて、寝る事にして、布団の中で、正月休みはOSの再インストールでつぶれるなと、ぼやけて行く頭で考えていた。 朝起きて、冷静に探したら、前のBIOSが見つかり、無事、再インストールの仕事から解放された。そこで教訓！ １）BIOSのアップデートは手間を惜しまず、FDDから行う。いざと言うときのFDD！ ２）古いバージョンのドライバ、BIOSは整理して保管する。 ３）行き詰まったら、寝る。 台湾の会社の製品のサポートはこの程度であると覚悟して使わねばなるまい。互換性が無い事ぐらい警告するようにプログラムを組んで欲しいが無理な注文か！自衛するしかあるまい。皆様もご注意を！ コラム０１１：PCでDVDRAMを使う場合の問題 2002年12月に東芝のHDD＆DVDビデオレコーダ（RD-X2)を購入した。TV番組録画にテープの空きを気にせず使えるのは実にありがたい。DVDレコーダが日本ではよく売れているようで、ランダムアクセスの便利さに慣れてしまったら早晩テープは消えていくことになるだろう。 最近Video編集が流行っているのらしい。RD-X2はDVDRAMを使っているので、私もVideo編集をやってみたくなったので、PCのDVDをDVDRAM（日立のGMA-4020B）に置き換えた。そこでいくつか私が気がついた問題についてここに報告しておく。 １．DVDRAMのビデオ編集ソフト DVDRAMはUDFファイルシステムを使いVR規格というビデオファイル記録フォーマットを使用し、VROの拡張子を持つファイルにビデオは記録されている。 これが曲者である。購入したDVDRAMにはインタービデオ社のWinDVD Createrがバンドルで付いていてDVDRAM対応をうたっているが、VROファイルが大きくなるとトリム（不要な部分を切り取る処理）処理がほとんど使い物にならない。何もVROファイルに限ったことではなくトリム機能が貧弱すぎる。編集後にビデオファイル再作成も遅い。（他のソフトも遅いのかもしれないが） 特にトリムの問題は、TV番組からCMを落としてライブラリ化することを不可能にしている。 意外と、このVR規格に対応しているビデオ編集ソフトは無い。ビデオ編集ソフトは意外とトライアル版があり、調べてみたがほとんど対応はしていない。2月現在では対応しているのは以下の２つではないかと思う。 Ulead社 DVD Movie Writer Pnasonic社 DVD MovieAlbum UleadのものはVROファイルをコンバータで変換する必要があるし、すべての音声の圧縮方式に対応していないので、音声をまた別途変換処理をした後でないと編集できない。ホビーでやるものにとって正直使い物になるしろものではない。 Panasonicのものはソフト単品で市販されていないと思う（私の現在の情報では）ので使い勝手は不明である。市販してくれれば助かるのに残念である。 ですので、RD-X2の編集機能を使っている。やれやれ(^_^; ２．WinXP上での仮想CDROMソフトとの親和性 仮想CDROMソフトの問題について過去にいろいろと書いたがXPになってVirtual CD のV7を使いやっと安定した環境になった。XP環境ではSCSIの仮想CDROMデバイスドライバーを使い問題を解決しているようだ。当然仮想CDメディアは仮想CDROMドライブに入れたままで使う方が便利で、起動時に仮想CDROMのオートラン機能が動かないようにその機能を不可にして使うのが常識と思う。不可にしていないと普通は仮想化したCDROMの中のインストーラが起動してしまう。 前置きはこれくらいにして、WinXPではDVDRAMが標準でサポートされている。 UDFフォーマット： 読み出しのみ FAT32： 読み書き可能 WinXPではDVDのメディアを入れるとマイコンピュータのドライブアイコンが変わる。
上の表の右のアイコンに変わらなければ、FAT32の読み書きの機能は動作しない。そのためには、上記で説明したオートラン機能の動作が必要のようだ。だから、仮想CDのオートランを無効にしているとDVDRAMを認識できず、アイコンもドライブのままで、DVDRAMに書き込みの処理ができない。オートランを有効にすれば、WinXP起動時に仮想CDの自動プログラムが起動してしまうし、痛し痒しである。 これを解決するのがマイクロソフトが無償で配布しているWinXP用のPowerToyのTweakui.exeである。
Packtmanがインストールしてあると、書き込みが終わるとメディアが自動でイジェクトされるのだが、他のドライブにもメディアが入っているとこれも丁寧にイジェクトする馬鹿正直さで、この機能を無効にできないので仮想CDROMのメディアもイジェクトしてしまい、8枚の仮想CDを再度入れなおす羽目になってしまう。BS Clipではそんなことはないのでとんだソフトである。 DVDRAM対応のBS ClipV5は持っていないし、別のPackeｔソフトを買う気もしないので主に使うOSをWin2000から終に、WinXPへ以降させる決心をした。 |
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